考察

聖夜だかなんだかしらないがM−1はすばらしい。
一応お笑い芸人ガチャンとして自分の考察を述べたいと思った。
いつもオタ話ばかりだしな。一応芸歴3年ちょいだしな。4年目だよもう。



まあ。今回の2006年度の大会はなかなか見ごたえがあった。
なんていうか色があったし見てて飽きなかった、そして前回の常連組たちの成長ぶりなども見れた。


各自にコメントをしようと思う。



まずはトップバッターのPOISON GIRL BANDだ。
異次元漫才として売っているのだがジャンルはシュール。普通に考えてシュールが1番目というのは不利だと思った。
最期のたたみかけは良かったがシュールはシュールで作戦を練らないと上には上がれないと思う。はっきりいうとこれは運な感じもした。俺の見解だがシュールで優勝というのは今むずかしいと思う。爆発力でグイグイ上がらないとあの生のライブを揺るがすことは出来ないと思う。過去におぎやはぎもシュールで出場したが結果は出せてなかった。個人的にラストの部分は好きだった。



そして2番目のフットボールアワー。これは2003年度の王者が再挑戦とのことで俺の中でははてなが多かった。なぜ挑戦なのか。しかしネタを見れば分かるとうり完璧なものだったと思う。テクニックやかぶせ、ツッコミの訂正や話の展開。どれをとっても一流に値するものだと思った。決勝進出はしたが審査員も思ったのだろうか、2回優勝はさせないつもりだったのだろうか。はっきり言って彼らは素晴らしい。このコンビの漫才は永久に不滅という感じもする。ABC漫才の大賞もとってるだけある。


3番目はザ・プラン9。知らない人も多いと思ったが彼らは関西ではかなり有名である。5人漫才という新しい風をふかしてくれた。5人の中に作家が3人いる、さらにピン芸人を決めるR−1グランプリで優勝した浅声ゴエというメガネもいた。キュウマというやつはオオギリが超ウマイ。脳の回転はピカいちである。ただいきなり舞台にでて5人漫才というのは世間に受け入れられにくかったのだろうか。ネタは5人を生かしていた。笑いやすいネタでもあった。個人的に好きなコンビであった。


4番目は麒麟。決勝の常連の1つだ。だが今回はもう残念としか感じなかった。たしかにネタもいいものであるが、新鮮さがなくなったいる感じもする。常連は慣れというものと引き換えに客や審査員に新鮮さを失わせる。安定して安心して見れるとの代償に裏切りという笑いに必要なキーワードが減少してしまうのもある。見慣れたは芸人にとって過酷なことである。イイネタなんだが1位にはなれない、笑えるんだけど優勝って感じではない。あー。こういうネタね。おもしろいね。っていう反応が返ってくることは見える。今年こそ優勝を周りが言っているが私はそこまで信じなかった。ネタは良かったんだけどなあ。あと一分張りって感じである。


5番目はトータルテンボス。正直彼らにはちょっと驚かされた。一応M−1常連組であるが若干成長していたのだ。はんぱねえ。っていうフレーズを押していたが今回はあえて使わずに正面で対決していた。優勝というレベルまではいかないが構成やかぶせ展開が良かった。設定もインタビューということで分かりやすくプラスαで内モモを叩くボケも良かった。ようはツッコミのレスポンスがボケをいかしている。審査員ももっとウケていいと実力は認めていた。ただ作戦なのかわからないがツカミというものが薄かった。ダンボール箱をもってこなくてももう少し何かあるんじゃないかなって思った。そして次回にどう化けるか楽しみである。


6番目はチュートリアル。今年の大会で一番笑いをもっていったコンビ。もういう事は無いだろう。素晴らしい。の一言。今風の言葉をちょいちょい入れアタリマエの話、世間話を大げさに持っていく、そしてそれら一つ一つが妄想となって1つのネタになっている。そしてそれが見ている側にもはっきり伝わってくる。彼らは俺は昔から好きだったがオンバトなどで見るコントは微妙だった。今回ここまでやってくれるとは思ってなかった。決勝でも会場をあっという間に引き込んで爆走した。満場一致の優勝であった。審査員も言ったようにたぶん彼らも優勝すると途中で思ってた感じもする。適当につくってそうでめちゃくちゃ練っている素晴らしいネタだった。また見たいと思わせることも出来ていた。ちなみに俺の予想は当たってた。来年バラエティでどう活躍するかが楽しみである。



7番目は変ホ長調。今大会に初のアマチュアからの参戦。というかアマチュアで決勝とはすごいもんである。アマチュアだからできるネタというものをやったと思う。結果がどうであれ良いとおもう。ただ片方がR−1グランプリで準決勝まで残っているやつだったとは知らなかった。負け犬世代というものを色として武器にしたまったりスタイルが受け入れられたのだろう。
来年はどうなるのか全く予想できない。未数値のコンビである。


8番目は笑い飯。これも麒麟同様。おしいなーって感じである。周りも騒いでいるが俺は優勝は無理だと思った。このスタイルはなじみすぎてしまったし、松本さんいわく優勝するなら2003年だった。といっている。たしかに03年度の彼らはやばかった。伸介も感動していたくらいの成長をとげていた。この年に優勝すべきであったとおもう。だが今はそこで優勝しなくただ常連組としていてしまってるだけな感じがする。とんでもない爆薬扱いされていたが、今はしけってしまって、ちょっと爆発するから危ないよーってくらいのレベルである。やはり世間にやり方がなじみすぎていたのも敗因である。会場の空気を自分達のものにする時間も長かったようにも思える。


9番目はライセンス。敗者復活の枠からとびだしてきたコンビ。彼らは俺は7年くらい前からファンだったので敗者枠が出た瞬間にかなりエキサイティングした。ここで一発すげえのを見せてやれば来年はライセンスの年になっただろう。だがオーソドックスのネタのせいか審査員にはウケが良くなかった。ファンとしてみてしまったので面白いと思ったしまったが、ありきたりのドラエモンのネタをしたのは安定感を保とうとした彼らの作戦だとおもう。言い回しも面白かったのだが裏切りやド肝を抜かれるようなネタではなかった。ようはおもしろいネタをやった。って感じで終わってしまった。ファンキーな彼らの漫才はこれからも見ていきたい。







てな感じに考察したんだがどうですかね?
まあ適当な感じもあるんですがね。
やっぱお笑いっていいよね。素晴らしい。そしてチュートリアルおめでとうございます。
俺も久しぶりに漫才やりたいって思った。


ぷはあ。明日は雨だね。
一応地元で忘年会があるけど雨だと行きにくいよねー。
まあ。なんとかなるでしょ。
あとなんかサワとクモとハマがクロニクルのBOXを大量入荷してたw
すげーな。

あー。雨とかイヤだなあ。

では今日はこのへんで寝ます。
あーやばい、もう朝だ。



じゃおやすライセンス!