年間


昔、昔。

あるところに、一人の青年がいました。
とっても普通な青年です。

その青年が住む、小さな村には古い古い、伝説が語り継がれていました。

そう。青年には夢があり、村の「イラワオ」という伝説を自分の目で確かめたい、と思う毎日でした。


その思いは、日々大きくなるばかり。

青年が小さい頃から、ただ、「イラワオ」というものも何だか知らずに、それを思う毎日でした。

その毎日、毎日が積み重なり。

数年が過ぎていきました。


そんなある日、「イラワオ」というものを自分の目で確かめに行こうと、青年は立ち上がりました。

ただの伝説というだけで、何も手がかりがないのに。

何だか何を指しているのかもわからないのに。

旅に出ようと考えてました。


村を出ると決心した、前夜。

自分の家から少し離れた村の小さな学び舎を通りかかった瞬間です。



青年は不思議な事件に出会いました。
摩訶不思議、マンガみたいな世界でしょう。


空から、天使が降りてきました。

天使というか、女の子の姿でかわいらしい子でした。

その天使が、自分の羽を一枚ちぎって天にかざすと。

雲を割り、空は晴れ、青年はフワっと一瞬、浮きました。


その天使は、また1枚の羽をちぎり、青年に渡しました。

ニコっと微笑むと、青年に羽を空にかざせとうったえました。


天使の羽を空にかざした青年は、青年の手に持った羽は、はるか彼方を光指しました。

その方角に向かい、青年は歩き始めました。


もちろん天使も一緒でした。
はるか長い道のりです。

青年は天使に何度も何度も付いてこない方がいいと言っていました。


でも天使は、毎回、首を横にフリ。
ついてきました。


青年も羽を使えば未来が見えると思っていたのでしょう。

まんざらでもない様子でした。


何年歩いたことでしょう。

何年旅したことでしょう。


天使と歩き続け。

道が閉ざされると、天使は自分の羽を抜き、また抜き。

青年を導いてました。


そう、聞いた事のない「イラワオ」という伝説を探すために。

ある日、青年がまた道に迷い、天使に言うと。


天使は少しイヤな顔をしていました。

自分の欲のためにこの羽は使わないでと訴えてました。


そんなこともかまわず、青年は天使の羽を抜き。


さらに数年がたち。


天使はもうこのころには。


羽はもうすっかり抜けてしまって。


本当の普通の女の子になっていたのです。


ただ二人は。


引き返すことは出来ず。


ずっとずっとまっすぐ進むことしか、もうないのです。

さらに数年が経ちました。

青年は年を取り、天使も元の姿とは思えぬほど、老いてしまいました。

青年は、天使にある日。

「イラワオ」というものが見つからないのなら、もうこの旅は辞めようと。

一言ポツリを言い放ったのです。
歩き続けた数年間。

走馬灯のように、思い出が駆け抜けました。


天使はニコッと青年に笑い、そう。

であったとき以来の笑顔で。


微笑んだのです。


天使はスッと消え。


青年は光に包まれ。


瞬きの瞬間。

自分の村に戻っていたのです。

そして、学び舎の前で、出発したときの。

天使と出会う数秒前まで戻っていたのです。


その青年の手には、小さな天使の羽根が握られていました。


青年は、その羽を。


また天に翳し。


こう言ったのです。




「ウトガリアデママイ」




その言葉を放った青年は泣いていました。


あるところに、一人の青年がいたお話でした。

なんの変哲もない。

ただの青年のお話。

〜〜〜〜〜





誰が書いたか解らない。

昔、昔のお話でした。











あー。



明日からまた仕事ってか!

まあ、やるしかなかと!!

今日は、久しぶりにウドン食べた。


てか家族で外食した!


珍しい!

てかなんか頭イタイ!


よくわからんが泣いたww


しゃ!


明日からまた頑張ってくるか!!


誰よりも強くなりたいな。


あーーーっ!!!もう!!

マジで!!!


頑張ろう!!!!



しゃあ!


リフレッシュ!

リスタート!!!


疾風れ!!!俺!!!




負けるなっ!!

俺!!!




ということだっ!!


さっ!明日に備えて寝ますか!



体が資本だしね!


それではー!また!!



ではでは!


おやすマルキン