まわる

これはのろいなのか。いのりなのか。
くりかえすんだ、まわるんだ。


なんだろうかなんだろうか、
かんがえてもね。なんだろうか。

投げたボールはいつかまた、なげたやつにもどってくる。
勢いよく、のろいをまといながら戻ってくる。
だれにでももどってくる。

じぶんがなげたものは、自分でせきにんをとらないといけない。

ふかいふかい、やみにつつまれたボール。

じぶんの手から出てきたぼーる。

目にはみえないけど、恐ろしい力をまとっている。

りょうあしでたってられないくらいの。

おそろしい力をまとってもどってくる、こわい。

それにかったものが、
ちからをてにいれる。
新しいとびらをひらく。

ほとんどのやつがうけとったことがあるぼーる。

こわいよな。


なんだか。


でも不思議なんだよな。

一度、闇に落ちているから。
もう闇が怖くない。

同じくらい深い闇なんだけど。

自分からもぐったかんじもするし。

結局、そこにも新しい扉があって

そこからが、本当の戦いなのかなって。

再び、力はうばわれた。



だが、

破壊された細胞は

復活を誓う。

復活を誓う。


まだ。

力はのこっているのかな。

これで。

沈んでる場合じゃねえよ。

ばーか。

見てろよ。


新世界だからな。