竹光
人は誰もが皆、栄光という物を手にする機会がある。
それをいつ手に入れるか、そして手放すかが人生を左右する分岐点になるのである。
そう。今日の事を書こうと思う。
いつものように学校へ行った。普通に過ごした。
帰ってきた時間が早かったために久しぶりにカード屋に行ったのだ。
久しぶりのお店。
そう昔、俺が英雄だった場所。
チヤホヤされた場所。
学生に囲まれ人気者だった・・・・・
・・・・・・・だが今は違うのだよ。
こういう話がある。
過去に一つの村に英雄がいた。その英雄は村の栄光であり、象徴であった。
彼が動けば人々も動く、彼のいきつく先には従う者が多かった。
彼には統率力、カリスマが存在した。
だが、ある日突然と姿を消した。
己の修行のため、身を隠し、村のものには一言も言わず・・・・・
その理由はなく、彼の存在はただの伝説となった。
彼が衰退し故郷に帰ってきたとき。
行く年も行く年も・・・・・・・時は過ぎ・・・・・
その伝説の話を継ぐ者は少しづつ減り、彼は帰郷した時には・・・・・
消えた伝説となり、手厚い歓迎を受ける事はなかった・・・・・・
そう。
そういうことなのだよ。
久しぶりに店に入ると、学生達がいた。
店の人もいた。
なんだろう、すごい普通に接してきた。
俺の周りに集まってくることもなく。
数ヶ月ぶりに、顔を出したのに。
彼らは「あ、こんちゃ」
のみであった。
その後は各自でカード見たり、完全にガチャンは放置状態。
どうしたのだ。
俺が来ることを待っていた彼ら、勝負したくて並んでた彼ら。
カード自体には飽きていない。
あまりにも時間をあけすぎたのだ。
過去の産物。俺のやってきた教え。
そう。
俺のほうを3回チラ見した後・・・・・
去っていった・・・・・・
俺の栄光は過去のもの。
近いうち地元の大会はない。
違う英雄があわられたのだろうか。
純粋な奴らは影響されやすい。
もう身を引く時期なのか。
俺はすぐに店を後にした・・・・・・
違う店に行き、遊んだ。
遊戯はしなかった。
もはや考える時間だった。
たぶん今の俺は弱いだろう。
どんな大会に行っても優勝することは出来ない。
時間が構築を衰えさせたのか。
だから・・・・・・・・・
俺は決めた・・・・・・・・・・・・・
もう一度。
もう一度だけ栄光を手にする。
わかるよな?俺。
公認の鬼になる。
最初は敗北ばかり、復帰の道のりは、それがアタリマエ。
来週あたりから本格的に動き始める。
再スタートの舞台は・・・・・・
東京!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
たかが遊びされど遊び。
だがプライドはプライド。
疾風れ!!!!
後一週間で世界大会の選考会。
シュウカツで予選に出れなかった。
だいたいメンツは分かる。
あいつらが世界に行く。
だから俺は世界の称号を手にした彼らを倒す。
10%の確率でもな。
さて、動き始めよう。
オオケンよ。
どこまでついてこれるかな。
人間はきっかけがあるとコワいんだよ。
というわけで堅苦しいけど、遊戯に本格的に戻ろうと考えてます。
あ。そういや今日デスノの最終回でしたね。
マジ原作と違う過ぎてウンチでした。
クレイモアは相変らず良かった。
高速剣ッ!!!!!!!!!!!!!!!
いくよ。俺ー!
それではおやすライダー!!!!